フィリピン・リロアン
「ノンビリ・ユッタリ!クマノミ天国?」


2006年 3月 今林 忠義

ロタの予定が航空券が確保できず、急遽フィリピンはセブ島のリロアンです。日程4日間でいける海外といえばグアム近辺とフィリピン本島で乗り継ぎの便が当日あればセブくらいです。近年、景気の低迷で福岡発の海外便がことごとく無くなり、不便極まりない実情です。セブは数え切れないほどツアーとしても行っていますが、リロアンは今回が初めて。
セブのマクタン空港から送迎車というより爆走車で2時間半。帰りは2時間ででした・・・?深夜の到着にもかかわらずスタッフ全員で迎えてくれました。また、お腹がすいていないかと、ちょっとした料理まで用意していてくれ、参加者の皆さんは感激!!私とUさんはまずは寝酒のサンミゲールをグイグイ・・・・。
南国の明るい朝を向かえ、前のビーチからボートで沖のカタマランまで2分。乗り換えて今日のポイントまで10分。海はベタ凪です。1本目はチェックを兼ねて浅場を流します。ここのポイントもセブの他のポイントと変わらず岸側の浅いところからエントリーして沖へ移動すると直ぐにドロップオフ。その壁を流します。カラフルなソフトコーラルやハードコーラルがいっぱいです。それらに色を添えてデバスズメやキンギョハナダイが群れています。身体に感じる流れはありません。
ノンビリ、ユッタリのダイビングですが今回参加のダイバーさんたちはカメラを始めて間もない事もあり、被写体から離れません??一生懸命の姿を見ると、『ハイ、そろそろ移動しますよ』のサインもタイミングが掴めませんでした。その日はナイトも入れて4ダイブ。翌日は30分の距離にあるスミロンです。ここも海底のロケーションは同じですが、魚がいっぱいです。透明度も良いのですが、皆さんは海底のイソギンチャクに住む、クマノミを撮りまくり??水中写真の殆どがクマノミでした。
お昼を食べて現地のガイドさんが『今林さ〜ん、ここから少し登って先端からの流れに任せてドリフトしますか〜っ・・?』と尋ねてくれたが、『皆さんクマノミが好きなのでドリフトはいいで〜す』・・と折角の提案を断り、2本目も3本目も流れの無いイソギンチャクいっぱいのポイントでクマノミ撮影でした。今回のサービスは日本人経営で主要なスタッフの方たちは全て日本人。そのせいで料理も全く問題なく美味しく頂きました。フィリピン人のスタッフに『これ何と言うの・・』と聞いたら、何度かキッチンを往復してきて『スティームエッグ』『なるほど、それで茶碗蒸しと同じ味がしたはず!!』朝ご飯は焼き魚と大根おろし。日本食を2日も食べれないと凶暴な性格むき出しになる私にとっては最高のリゾートでした。皆さんお疲れさまでした。



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