パラオ・オバラ
「ハマるかも!?」


2003年 11月 川ア 尚紀

 ダイビングを始めたころから、オパラのことはよく耳にしており、こわもてのオーナーからも、その素晴らしさを何年にも渡り聞いていましたが、今回、思い切って参加しました。グアムを経由して夜中にパラオに到着。PPRと呼ばれるパラオ・パシフィックリゾートに5泊。自分はWさんと何回目かの2人部屋、相変わらず寝つきのいい人だ。
 ツアー中は、ときどき雨はふったものの、晴れ渡る天気で海の中にも光が充分差して明るい。ポイントはボートで1時間弱かけて、小さな島々の間を抜け、景色も楽しめる。クタゴンベやハタタテハゼ、カエルウオ、ガラスハゼなどの小物も多いし、周囲は透明度20m以上ある中をギンガメアジやバラクーダなどが群れている。食事中のカメや、初めてお目にかかるメジロザメやナポレオンフィッシュ。噂に聞いていたとおりの海で、デジカメで写真を撮ったかと思うと、すぐに切り替えて、先月の柏島から始めたムービーで撮るなどして、あっと言う間に1ダイブが終了。ポイントはドロップオフやブルーホールなどで地形がおもしろい。今回のツアーのために購入したカレントフックは、流れのあるところでは、なかなかのスグレモノで、カメラ派には必需品かも。マンタのクリーニングステーションでマンタ待ちしたものの、2度とも空振り。でもホテルのビーチで大物登場!!アントニオ猪木だ。日本人がカメラを持って群がる。パラオはすごいなあ。
 夕食はタクシーで街へ出て、なぜかインドカレーや寿司を食べたり。ナポレオンの刺身やヤシガニは、なかなかの美味。最終日はドルフィンスイム。007の映画に出てきそうな島にボートで向かい、イルカさんとご対面。初めて触れたイルカの肌はゴムチューブを膨らませたような人工物のよう。イルカと一緒に潜るには、少々のスキル不足で、なかなか深く長く潜れない。でも。カメラでイルカの水中ドアップやムービーも撮れて、結構おもしろかった。
 一緒にツアーに参加した江島さんの話では、「何度きてもパラオははずれがない。」とのこと。それもうなずける海でした。これで、自分もパラオツアーのリピーターになれるかもしれない。ダイビングを始めて15年くらいになりますが、続けていてよかったと実感しました。それに、200本記念をパラオで迎えられて、最高に記念に残るツアーでした。



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