高知・柏島
「最高のファーストツアー!」


2003年 10月 伊藤 博子

 評判を聞き、前々から是非、一度は行って見たいと思っていた場所で、とっても楽しみにしていたものの、耳抜きがまだまだ上手に出来ない中での初DEEP、そして、初の連続2ダイブ以上(計7ダイブ)、更には今期初ドライ着用、と経験未熟な伊藤には、不安もいっぱい抱えてのツアー参加でした。でも、終わってみれば、渡辺さんにはダイビング中、散々お世話になりつつも(ほとんど伊藤専用インストラクター状態だった…)、期待以上だった柏島のダイビング環境に大満足。ツアー参加者の皆さんとも仲良くなれたし、また、絶対みんなで行きたい!!と思ってしまう充実の日々となりました!! ホントいいですよ。柏島。
 1日目は、移動日。佐伯港までの車内では、私独り、ドイツ製「オドメント」を使い、鼻ふうせんを膨らます耳抜き練習を行う。こんなんが効くのかな…と思っていたが、その後の7ダイブでその実力を発揮。初めて耳抜きへの手ごたえを実感することになる。恥かしさに耐えつつ、やってて本当よかった〜。その後、佐伯港からの船中では、みんなでトランプに興じ、あっと言う間に宿毛港へ到着。そして、3日間お世話になる旅館「大和屋」へ(この旅館、現在公開中の映画「釣りバカ日誌14」に登場している)。民宿っぽい宿(本館)ですが、食事や栗焼酎(高知の焼酎。先日、テレビで有名なソムリエ田崎信也がお気に入りと紹介していた。)は美味しかったし、真新しい新館には、快適なお風呂有。結構イイ宿でした。
2日目(3ダイブ)後浜にて現地では、ダイビングショップ「SEA AIR 柏島」にてお世話になる。ショップからボート乗り場まで徒歩3分程度(機材はトラックにてショップからボート乗り場まで移動)、そして、ポイントまでのボート移動は約5分程度と楽々。また、ショップにはシャワールーム完備。昼食も美味しくて、ダイビングへの環境はすこぶる快適でした。ホワイトボードを使ったブリーフィングの後、ダイビング。3日間とも天気には恵まれなかったが、軽く20メートルを超える透明度に、テーブル珊瑚の造形がとても美しく、そして、その中で映えるハナダイなどの無数の魚達がいる光景は本当最高!! 特に、フチドリイザイウオやクダゴンベ、など、予習していた生物に簡単に出会えたことには超感動だ〜。 
 3日目(3ダイブ)後浜にて 雨が降り、波も2メートルぐらいあるヘビーなコンディション。でもやっぱり水中は美しい。ネジリンボウやオルトマンワラエビなどに出合う。でも私の一番のお気に入りは、フリソデエビ。むちゃむちゃキュートな姿に人目ぼれしてしまう☆。夕食後には、各自撮影した写真、movieの撮影を確認。改めて感動だ〜。 4日目(1ダイブ)勤崎にて 昨日までの後浜から近いのに、魚の種類や地形がまったく違う勤崎のポイント。未知の世界36メートルまで潜水し、コブダイやアケボノハゼなどに出合う。このコース、私にとってはハードすぎたが、無事生還できたことで、ちょっと成長できたような気がする。以上、盛りだくさんで充実の7ダイブ。渡辺さん、参加した皆さん、お疲れ様でした。



<−BACK NEXT−>