長崎・辰口
「みんなでワイワイ♪ 辰ノ口ツアー」


2003年 11月 上田 瑞枝

 今回は1泊2日、長崎辰ノ口ツアーに行ってきました。朝から雲一つないピーカンで、まだ見ぬ海への期待いっぱいでいざ出発!!出発してから約2時間、高速を走行中になんとタンクをつんだ車にアクシデントが!!みんなが心配するなか、マイクロバスに乗った私達は先に長崎市街へ…。結局、タンクが間に合わず急遽長崎観光へ変更。(疲れてはいないけれど)ゆっくりと温泉に入り、体を癒し早めにホテルへ。今回宿泊したのは、長崎港に浮かぶホテルシップのヴィクトリア号。やっぱり海からは離れられない???そして夕食は路面電車に乗り、長崎中華街へ。大勢で食べる中華は本当においしくて、明日にむけてモリモリ食べてしまいました。 二日目、昨日に引き続き晴天に恵まれ、気分はウキウキでダイビングポイントの辰ノ口へ・・・。
 【1本目】エントリーして、すぐに水深が10m程とれる為、まだ30本程度と未熟な私でもすごく潜りやすかった。そこには私の大好きな親指サイズのクマノミ達がお出迎え!その後、臆病者のハナハゼに遭遇。不用意に近づくとすぐに巣穴に逃げ込んでしまう為、先輩ダイバー達の後ろからそっと近づき鑑賞しました。それから、上を見上げると、キビナゴの大群が太陽の光でキラキラ輝いていました。そして、そのキビナゴをヒラマサが捕食しようと狙っているのがエキサイティングでした。
【2本目】2本目は、ソフトコーラルが群生しているポイントへ向いました。途中、少し流れがあり、潮流を経験したことが無い私は、なかなか前に進むことが出来ず、同じ海でも色んな所があるんだなあと実感しました。潮流を抜けると、そこには辺り一面に、黄色やオレンジ、紫など色とりどりのソフトコーラルが!まるで海の中のお花畑のように綺麗で、幻想的な景色にぼーっと見とれてしまいました。辺りを探索すると、ソフトコーラルにも負けないくらいに綺麗なキイロウミウシや、ネンブツダイの群れ等も見ることが出来ました。
【3本目】潜降後すぐに、私達の前を、面白い形をしたアオヤガラが出迎えてくれ、3本目のダイビングへの期待を膨らませてくれました。先へ進むと、大きなイソギンチャクがいて、その中には小さくてかわいいカクレエビが待っていました。そこで先輩ダイバー達の撮影会が始まり、カメラを持っていない私は、やっぱりカメラが欲しいなーと思いつつ、少し上から眺めていました。その後、ハードコーラルの群生地帯に向かい、マルツノガニや大きなハナミノカサゴ・ダルマオコゼ等に出会えました。また、大好きなカワハギもいたのですが、いつも潜っている恋の浦とは比べものにならない程大きなサイズだったのでびっくりしました。 この辰ノ口では、珍しいイザリウオやニシキフウライウオがいると聞きますが、今回は残念ながら会うことが出来ませんでした。しかし、普段会う魚達とは違った、沢山の魚達と出会うことができ、とても楽しい思い出が出来ました。

今回のツアーでお世話をして頂きました白石INST・西田INST、色々なアドバイスとダイビングトークで楽しませてくれた先輩ダイバー方、本当にありがとうございました。



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