福岡・ビーチクリーンアップ(恋の浦)
「インターナショナルビーチクリーンUP後記」


2003年 9月 今林 忠義

 世界的な環境ディはあいにくの台風接近で海は大時化。翌週の27日(土)と28日(日)に代えて、恋の浦奥の階段下ポイントで行ないました。当日は朝からお昼にかけて満潮ということもあり、一番ゴミの多い、清掃対象のテトラポッドの隙間は水の中。また、寄せる波もありテトラ周りは次回にすることにしました。台風後の北東風のせいか、普段よりゴミは少なめ。
 それにしても韓国からのゴミと思われるハングル文字の容器や浮玉の多いこと。流木は台風のために川から流れてきたもの。漁師の漁具では発泡スチロールの玉も多く見られました。その他、ビニールの切れ端やタバコのフィルター、ゴルフボールetc恋の浦の砂浜はウミガメの産卵地。亀だけではなく海洋生物の生態に悪影響を及ぼすゴミは、個々にしっかり管理したいものですね。ハワイの北西に位置するミッドウエイの海岸には日本製のゴミが多数漂着すると聞きますが、今後は国際間のゴミの管理も問題になることでしょう。



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