
当日の天気予報は北よりの風、波高1.5m後、1m。ところがところが!!玄海島を出る前から2mほどのうねりが船の舳先を持ち上げ、フルスロットルでは航行ができないくらいに。津下さんの判断で急遽、小呂島へ舵を切ります。
港に着けた後は一旦上陸します。波のない湾内で器材のセットUPを完了し、スーツを着た状態で出港。ものの5分でポイントです。今回は大潮。流れのない西の湾にアンカリングです。この時期はいつものアジやイサキの群れが出迎えてくれます。

1本潜った後は港へ引き返し、上陸してお昼をとり、しばしの休憩。船で揺れながらのお弁当じゃないところが小呂の魅力のひとつでもあります。トイレも港の待合室でOK。2本目は風を避ける東のポイント。流れに逆らいながら大岩の間を抜けるとそこには活性の上がったイサキたちが群泳していて頭上ではアジの群れもいっぱい。それを狙って1mはあるヒラスが・・・。2本目終了後は再び港に帰り、器材の片付けとシャワーを使って着替えます。博多の港から1時間弱で透明度も高く、お魚ワンサカの小呂。是非あなたも体験してください。
2015年 9月 今林 忠義