中西インストラクター

ダイビングのきっかけ

小さい頃より素潜りをやっていて海に興味をもっていた。趣味をもちたいと考えはじめていたとき、友人がバディロープにエントリーしていたため、自身も1987年にオープンウォーターダイバーとしてエントリー。講習は、最初は思っていたよりキツいと感じる。

インストラクターになるまで

1年目は20~30本程度だったが、5年後くらいから先輩(インストラクター)の姿をみて、またスキルを極めたいと思いはじめ、ダイブマスター(5年後)を目指すことになると同時にハマリはじめ、エントリーから7年後にはインストラクター資格を取得。

心が動いたもの

やはり沖ノ島(福岡)の魚影の濃さですね。あと、最初に参加したバディロープのツアーだったのですが、沖縄慶良間の光に包まれる海の碧さと透明度の良さに生き生きとした魚とソフトコーラルに心を動かされました。その頃から水中写真もはじめましたね。

インストラクション・ガイディング

中西インストラクター講習もガイディングもお客様のスピードに併せることを常に意識しています。特に泳ぐときはお客様より遅いくらいを意識しています。また常に小型ライトを携行しています。あってはなりませんが、緊急時に何かと役にたつのではとも思っています。
また、お客様との関係性において、お客様にとって何が良いかを考え、後押しするような講習とガイディングを心がけています。また自分は非常勤ですが、常勤とは違うアプローチがあるのではないかとも考えています。

失敗談は

ツアーのときに自分の器材を丸ごと忘れた事があります。運よくツアーが雨のために中止になったため、事なきを得ました。今でもたまにマスクを忘れたりしています。すいません。(バディロープはインストラクター含め、お客様の器材トラブルに備え必ずバックアップ器材を用意しています)

今後の夢

ダイビングに限らず他の趣味、もちろん人や社会に常に興味をもって時間を大切にしていきたいと思います。オーナーの今林さんの海況判断とダイビングスキルに一歩でも近づくことが目標です。

人となり(インタビュアー評)

実は畳屋さんの社長さんである中西インストラクター。落ち着いた語り口でインタビューに応じてくれました。オーナーの今林氏に聞くところ、インストラクター候補生だったとき、PADIのエグザミナー(当時の日本には3人のみ)から既にインストラクターの素養が十分にあると言われていたそう(スキル的にも視界の捉え方やダイバーコントロールなどは絶妙とのこと)。穏やかな語り口と安定感・安心感がかもしだす雰囲気からもなるほどと合点がいきます。また、インタビューを通して、ダイビングを全体的に捉えていることやお客様へのアプローチ方法(お客様のダイバーとしての自立のために、自主性を重んじ後押しする姿勢)など高い視点で捉えられていることが終始伝わってきました。これらは前述のエグザミナーや今林氏の言葉のとおり、卓越したインストラクションスキルとガイディングスキルがあってのことではないでしょうか。
中西インストラクター最後に、中西インストラクターの趣味は大型のプラモデル製作なんだそうです。塗装などもかなり凝っているようです。ただ、箱を開けていないプラモデルもざっと30箱もあるそうです(買って置いておくのが趣味なのでしょうか?)。また筋トレも趣味だそうです。他にもお子さんと大型バイクでツーリングすることも趣味のひとつとのことです。