玄海の秘境:沖ノ島
 
雨雲を突っ切って!!
                             
                                2014年 7月 渡辺 一明

早朝集合で器材の積み込み終了と同時に大粒の雨が!!博多への道中は土砂降りの
中????港に到着する頃には雨も上がり青空とはいえませんが雲が垂れ込めた状態!!
ハタシテ??沖ノ島へ行けるのか??・・・との危惧もなんのその!!出港から暫くすると
雲が晴れ、波も段々穏やかに!!今日は強運の持ち主が参加しているのでは??ない
かと思えるほどお天気で凪になりました。

1本目はいつもの『北の鼻』・・・エントリーすると、透明度も良く、見渡す限り見えます??
変な表現ですが私達はこのように言います。瀬のトップ、水深6m〜8mでは、キンギョハナ
ダイたちの群泳、瀬に沿って深度を下げながら沖へ・・・。イサキ、タカベの大群です。
ウメイロモドキ??も私達の前を通過。岩陰には、大きなクロの群れ群れ群れ!
アラの姿も。アラは大きくなると用心深くなる性か先頭の私は瞬間的に目にすることが出来
るのですが後からのダイバーさんはなかなか見れないのが悔しいですね!!
何とか見せたいのですが・・・。

1本目が終り水面休息後はこれまたお馴染みの『アジゴ穴』。
1本目と同様に透明度は良く見渡す限り??見えます。イサキの群れを目で追いながら
岩沿いを降りて水深25mへ。大きなアーチ状のアジゴ穴が見えます。
ダイバーさんが多いかった性か?アジたちは、岩の上にいて穴の中はネンブツダイ
の群れ・・・。通り抜けて駆け上がりを徐々に浅場へ。
ここのポイントも大きな岩が重なっていて岩の間が恰好の魚達のアパート。
そこから出たり入ったりしている大きなメジナ。イシダイもいます。
安全減圧中に5m深度で見るキンギョハナダイは日の光に体色も鮮やかで
綺麗です!!ここが福岡から日帰り圏内の海とは!!
幸せですね!


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