芦屋沖日帰りボートダイブ
「ドリフトダイブで行動範囲は3倍に!!」


                                                        2011年 8月 今林 忠義
1本目、大岩です。フリーで潜降し、海底へ。海底到着後フロートに
口から約3/1の空気を入れてリールのロックを解除するとフローとは
勢いよく水面を目指して一気に上昇します。そうすることでわずらわしい
ロープワークもなく、船上の船長に私達の居場所を知らせることが出来ます。
私達の進んでいる後方から船はトコトコついてきます。

水中で船のエンジン音を聞きながら移動するのは心強いものです。21mの大岩  
周辺には上から下までアジゴの大群。その動きが何かの弾みで反転したり
Uターンしたり。その都度群れ全体がキラ〜ッ!!と光り、綺麗なこと。
しばしアジゴの動きに見とれていました。大岩の陰から12〜13kgくらいある
アラがこちらを覗っています。皆さんへサインを送るのですが・・・。
岩の反対側ではみんなの目と鼻の先くらいにやはり大きなアラが!!
OKサインを確認したので皆さんの目には見えたはずです。

2本目は『つけいそ』。18mの海底から同様にフロートをロケットのように打ち上げてからサイコロ漁礁を見回ります。1mはあるブリかヒラマサが数尾、一瞬のうちに回って消えました。漁礁を住処とするイシダイ、メジナ、メバルがいっぱいです。
ここもアジゴが舞っていました。透明度ギリギリを5kgはあるマダイの群れが
私達を取り囲むように回っています。薄っすら・・・時々ハッキリ。
群れの中の1尾が私達を確認するかのように近寄ってきました。                     


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