沖縄・南大東島
「ダイトウオオコウモリと出会う!南大東島の大自然満喫ツアー!!!」


2009年 8月 姫嶋 千晴

待ちに待った夏休み!南大東島はもうすぐ!!・・・というときに、来ちゃいました!台風8号・・・(: ;)・・・なぜ!今!?
毎日暇さえあればケータイの台風情報を見ながら祈るばかりでした。・・・しかし!自称「最強晴れ女」の私のおかげ!?で、出発当日、台風は沖縄本島を通り過ぎ八重山諸島へ。那覇から南大東島へ向かう飛行機は、青い空と碧い海の間を順調に飛んでゆきました。
・・・しか〜し!南大東島が見えてくると、そこには私たちの目を疑う白い白い大波が、ありえない高さで島へと襲いかかっていました・・・(>0<) そんなこんなで到着後の1ダイブは中止。仕方なく、お昼に大東そばを食べてから鍾乳洞の中にある地底湖探検ツアーへ出掛けました。全員つなぎに着替え、ヘルメットに長靴、ライトを持って準備完了!
(一番似合っていたのはやっぱり渡辺さんでした!)
整備された鍾乳洞と違って、さとうきび畑の中を突き進み、木々の間の崖を降りるとぽっかりと穴があいていてそこからいざ地下へ!素晴らしい鍾乳石だらけの洞窟の奥に澄んだ水を湛える湖がひろがっていました。ナイトダイビングでライトを消すと、月明かりや夜光虫といった光が目に入りますが、地底湖でライトを消したときは本当の真っ暗闇・・・
天井から落ちる水滴の音だけが聞こえる何とも言えない空間でした。海が中止で仕方なく・・・だった筈が、すっかり地底湖探検のとりこになり、来年は次の中級コースに挑もうと思っています!!
2日目、今日は潜れるかと思ったのに中止宣告・・・(>0<) 一同観光へ出掛けました。展望台からは島を一望。ふるさと文化センターで島の歴史も学びました。東洋一といわれる鍾乳洞「星野洞」も見学。さとうきび畑の中、島のあちこちを周り、港へ来てみると昨日と同じ真っ白な大波が・・・が〜ん。。。
このままツアー中すべて観光と宴会で終わるのでは・・・!?そんな気がしてきました。が、昼食後、お菓子をやけ食いしていたら「今から潜ります!」のうれしい連絡。大急ぎで準備をしてようやく海へ!ボートは港に打ち寄せる大波の間を通って島の外へ。ポイントへ着くとボートの上からも碧い海の底に真っ白な砂が見えて、「青と白」がとてもきれいでした。うねりがあって透明度は悪い。と聞いていたけれどとんでもない!
潜ってみるとずっと先に居るテンスの親子がよく見えます。どこまでも真っ白な砂が広がりまわりの瀬にはたくさんの魚たち。おあずけをくっていた分、その透明な海にとっても感動してしまいました。(^^) 翌日からのダイビングもいわゆるすごいポイントへは行けず、ちょっと残念でしたが、
とっても人懐っこく可愛いユウゼンにも会えたし、どの魚もビッグサイズで見ごたえがありました。7本潜れて十分楽しめました。(くわしい海の様子はなべちゃんの海ログをご覧ください。)
2日目の午前中観光案内をしてくれたガイドさんから、私達のホテルからすぐの公園に、天然記念物のダイトウオオコウモリが夜に居ると聞き、さっそく見に行きました。公園の手前からもう鳴き声が聞こえ、見ると公園の入り口の木の上にたくさんのダイトウオオコウモリがいます!!!普通の道路沿いの木に天然記念物がいっぱい!おまけにすごーくかわいい(^0^)!!木の実を食べる姿はリスのようで、サルみたいに木の枝を移動していきます。
翼を広げて飛ぶ姿はやっぱりコウモリだけど、木に止まっている姿はまるでヌイグルミ!ふわふわの毛皮に包まれていて黒い瞳はまん丸でした。それからは昼は海、夜はコウモリと、3晩とも観察に通ってしまいました。(渡辺さん、眠いのに付き合ってくれてありがとう!)
帰りの那覇では首里城を観光し、飛行機の時間ギリギリまで国際通りで沖縄料理を堪能しました。
いろいろな事がありましたが、私の中では歴代2位にランクインする楽しい面白いツアーでしたv(^0^)v
来年は、今回行けなかったポイントへも潜り、地底湖中級コースを制覇し、ダイトウオオコウモリを撮影するのが目標です!!!渡辺さん、また来年連れて行ってくださいね〜(^0^)/
 

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