パラオ
「パラオツアー始末書^^」


2008年 11月 本松 稔久

 こんにちは!ご存知♪ナルシス本松です^^
今回ツアー後記の担当をさせて頂くことになった理由は、私が復路において粗相を仕出かしてしまったのでその反省として書かないといけないような空気が、空港から帰りのバスの中で流れていたからです。
既に出だしから反省の色が微塵もなく、相変わらずふざけた後記になる予感がしていますがどうぞ最後までご覧下さいね♪
『往路〜』
 いやぁ〜スムーズでしたねぇ♪福岡空港のチェックインカウンターでの計量では29.4キロのキャスターバッグも楽々通過(ノ^-^)ノ  パラオ空港の到着荷物のターンテーブルからも全員分の預け荷物がちゃんと流れて出てきたし^^(一昨年は8人中2人分しか流れて来なかったのデシタ。。)
これも引率の萩原inst.のさわやかさのお陰だと思いました(^▽^)
『ニシキテグリ♪』
 今回の特記事項といえばニシキテグリを思いっきり楽しめたことです。各ダイブの海の中の様子についてはHPの萩原inst.のログにお任せします。
昨年の西表の船浦マンダリンでは小一時間じっと粘って数秒しか観られず、さらに今年の西表ではスケジュール的に見送ることになったので私の中ではこの魚には激レアな魚として特別な思いがあり、ずっとリベンジしたいと思っていました。
 そしてこのパラオの2日目3本目の「マリンレイク」のエントリー前まで「何々?簡単に観られるだって?
いくつも?しかもこんな早い時間に出てくるんかよっ(▼_▼〆)」と疑っていましたが・・エントリー数分でそれらしき場所に着いて・・最初の一尾はE島さんに教えて頂いたものの、次から次へと自分で見つけることが出来ましたヽ(^‐^)/〃
しかもそんなに堂々と表に出て大丈夫?というくらい珊瑚の外でまったり寛いでいて、この「どうしちゃったんだろう??」と言いたくなるようなサイケデリックな模様の魚を思う存分楽しめたのでした♪
 やっぱりこれがパラオの底力、恐るべしw(゜o゜)wでした。
『ディナー♪』
 ツアーのお楽しみのひとつはこれですね。今回はレストラン冨士、ホテル内、ドラゴン亭、美登寿司の順でした。11月2日はE島さんご夫妻の御結婚記念日ということでご馳走になることに。(普通なら逆にご馳走しなきゃいけない気がしてましたけど(^_^;)さらにT根さんからはワインが振る舞われて、豪華なディナーになりました。おめでとうございました!御夫婦でリゾートダイブ、しかも御令嬢のSさんも一緒で幸せいっぱいのようでした♪ 私にとっては家族でダイビングなんて夢のまた夢ですね(>_<。。)せめてダントツのツアー参加率に歯止めをかけてくれるようなパートナーが現れないかなとか(^^;) さてさて・・もう一つのトピックはカニです^^私は特にカニ好きなわけでもないのですが、ツアーでは装備に抜け目がなくカニスプーンまでも持参するキャラが一人歩きしてしまっています。最終日の美登寿司でのお話です。
乾杯も終わって女将さんのお勧めの料理を楽しんでいましたが・そろそろかと私はいつものようにウエストバッグの中からカニスプーンをシャキ〜〜ンと取り出してカニの登場を待っていました。 やがて・・来ました来ました♪今回は焼きガニ♪と取り皿と・・あ、上に乗っている細長い金属製の棒状のものは・・・カニスプーン(」゜□゜)」しかも私のものの柄が表面だけにカニの絵が描かれているのに対して出て来たものには表にカニ、裏面にはエビの絵が描かれていて重量感タップリ。。そのうえフォーク部分のカーブが精巧で使いやすそうになっているのでした。「・・・ま、負けた。。」私は敗北感を感じながらも焼きガニを貪り、同時にこの魅力的なツールを自分のものにしたいという欲望に駆られながらビールをあおったのでした。
『PPR最高♪』
 それなりのお金が掛かっているとはいえやっぱり良いホテルです。南の島でありがちなシャワーから水滴しか出ないとか海水しか出ない(笑)などということはなくジャブジャブとあったか〜いお風呂に入れます^^ジムもあるのでツアー先でのトレーニングも快適ο(‘v‘)ο〜♪毎日ウエイトトレーニングとトレッドミルでのジョギングが出来ました♪(パラオでの走行距離は今回32km) アクティビティも充実していて、T根さんはH島さん、Sさんを連れてヨットで楽しまれたようです^^ スパもあって私は“バリニーズマッサージ”を体験してみました。スミランのときと違ってちゃんと普通に女性(笑)が登場したので一安心。しかし殆ど裸同然の姿で見知らぬ女性と静まり返った密室で二人きり・・(≧_≦)
意識して気まずい空気が流れていたので(笑)「I have shaved my leg for this tour so you can work more easily,can’t you?」などと切り出し、元気が出る(笑)ジンジャーのオイルマッサージを談笑しながら受けていると・・突然隣の部屋から「楽になりました〜♪」とH島さんの声が(゜O゜;)それまでは隣から声が聞こえなかったので防音でもされていると思いきや、あとで聞いてみると脚の毛を剃ったから云々と言っていたので私だとわかったらしいとのことで(^_^;調子こいてあんまり変な話をしなくてよかったなぁなどと胸を撫で下ろしたことでした(^▽^)

さて問題の『復路・・』
 パラオでは福岡のようにはいかないだろうと、事前にキャスターバッグから金属、液体類以外をプルーフバッグに移してプルーフバッグを機内に持ち込むつもりでチェックインカウンターの計量に臨みました。しかし・・キャスターバッグの重さは55ポンド・・・2キロ弱のオーバーでした。
カウンター係の中年女性は厳しく、通しません。酔っていたせいか普段は素直な私も「ちょっとオマケしてくださいよ〜」などとちょっとモソモソと時間稼ぎしていると、彼女は重さを合わせようとして勝手に私のキャスターバッグから金属、液体類の入ったクリアケースをいくつか抜き取ってきたのでした。「あ、これは金属と液体だからだめなんですよ^^」と言うと彼女は「Do you speak English?」などと聞く耳持ちません。私は英語がわからないこともないのですが人の荷物を勝手にいじる無神経さと、調子いいときは日本語を話すくせに何かあったら英語でくるか?などと思ってその都合の良さにもカチンと来ていつのまにか「このク●ばばあ〜(ノ`□´)ノ┫:'.」と叫んでいました。その後はお互いに顔を真っ赤にしての口論・・そこでも萩原inst..は嫌な顔一つせずさわやかに対応して下さり何とかチェックイン出来ました。ホントに出来た方です。 
しかしこの事件の“因縁”はパラオのカウンター以降、まだ憑いて来るんです( ̄ー ̄) グアムの搭乗ゲートで福岡行きの便を待っているとき搭乗カウンターの放送で突然私の名前が呼ばれました。忘れ物が届いているとのこと・・。カウンターまで行ってみるとそこには見覚えのあるクリアケースがΨ(゜o゜)Ψ
あの口論のとき・・そのままカウンターの上に置いたままだったかどうなっていたのかは定かではありませんが、あとで気がついて届けてくれたのでしょう。私は心の中で反省しました。「さっきはゴメンね、おばちゃん(TOT)俺・・おばちゃんがホントは良い人だってわかってたんだよ」
同時に私はそんなことをいまさら思ったところで彼女の怒りは静まるものでもないし、これから何か良くない事が起こらなければいいが・・とも思っていました。 それにしてもよくこれがパラオのチェックインカウンターからグアムの搭乗カウンターまで通ってきたものだと思いましたねぇ(●ー●)というのも中に入っていたのは一見怪しい薬にみえる白い粉の入ったタッパー、万一の時に使おうと思っていたディスポ鍼、予備のコンタクトレンズ等々・・そして・・これまた怪しい光を放つ細長い金属製の・・そう、カニスプーンだったからです。そのスプーンの柄には勿論カニの絵、そして裏返すとそこには・・そう、エビの絵が描かれていたことは言うまでもありません(^▽^)
 そして・・福岡空港の到着荷物のターンテーブルの前で私はひょっとしてまだ何か起こるのでは?と一抹の不安を感じながら荷物を待っていました。すると・・幸い私の荷物は無事に流れて来たのですが、なんと今回バディだったK崎さんのキャスターの片方が破損して無くなって流れてきたのでした(゜◇゜)K崎さんは呟きました。「●ソばばあの呪いがココまで来たか・・」私が少し改心したくらいであの執念深いばばあの怨念を振り払うことは出来なかったのでしょうかね(>_<)
 ツアーの最後になってお店の品格を下げるようなとんだ失態を演じ、ご一緒の皆様にも不快感を催させたことに対してここにお詫びを申し上げます。大変申し訳ありませんでした。
 復路には色々あったものの、今回は萩原inst.のさわやかさと旅慣れていらっしゃるご一緒さんのお陰をもって凄く楽しいツアーになりました。
皆さん大変御世話になりました。そしてありがとうございましたm(μ_μ)m



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