沖縄・西表
「西表パラダイス」
2007年 6月 K.T.
今年のツアーは梅雨明けを期待して例年木曜〜日曜を、土曜〜火曜に変更して計画。見事に予想があたり、6月21日に沖縄の梅雨明けが宣言されました。渡辺さんも一安心の様子。また今回のツアーでは、記念ダイブの方が5名(不詳私も末席に連なる)もおられました。さて出発当日の朝6時にショップに集まり、いざ北九州空港に向かい出発。空港集合の4名とも無事合流して飛行機に搭乗、機中の人となり一路沖縄へ向かう。
飛行機と船を乗り継ぎ、午後14時に西表島に無事到着する。宿泊先のフアナハウスには東京から参加のTさんが先着されており、出迎えを受ける。その後すぐに器材をメッシュバッグに詰め込み、港へ出発。港では『Take Diving School』のタケさん、ユキさん、ヒロさんに迎えられ、旧知の方々との近況報告と新艇の進水式や改良点についてのレクチャーを受ける。初日のポイント『バラス北』で西表島での初ダイブ。ここでは江○さんが600ダイブ達成です。ファミリで写真を取られていました。また水の中はサンゴがきれいで、特に日が射しているところはきらきらしてきれいでした。終わりごろに2mくらいのウミヘビを2匹見つけました。実際に見たのは初めてで、なんとなく近づきたくなかったです。渡辺さんは黄色いウミヘビを追いかけていき、尻尾を引っ張って遊んでいました。
1本潜った後に宿に戻り、部屋割りとシャワーを浴びて、さあ夕食です。夕食はサーモンのムニエル(多分)がメインで大変美味しかったのですが、酒のつまみとして食べたので最後はおかずがなくなり、○松さんが持参のつまみを出されました。1回目の宴会始まりです。ワインも2本空け、しばらく色々な話で盛り上がったところで、明日のためにお開きとなりました。2日目は3ダイブとナイト(オプション)の4本です。1本目はマンタに会うために『石垣島のマンタスクランブル』まで約1時間ほどの航海です。既に4〜5隻がきていましたが、我々が昼食を取るときには15隻ほど集まっていました。(マンタよりダイバの数が多い)早速潜って泳いでいると、渡辺さんに後ろから器材を強く引っ張られました。何か悪いことをしたのだろうと一瞬思いましたが、何かを指差しています。その方向を見ると大きなマンタがこちらに向かってきます。今まで写真やビデオでしか見たことがなく、実物を見るのは初めてです。あまり大きいマンタではないとのことですが、近づいてくると迫力がありました。また別の方角からもう少し大きなマンタがきました。やはり圧巻です。悠々と泳いでいます。私も手を広げ、マンタのように泳いでいました。
浮上して昼食です。女性陣には弁当の量が多すぎたようで、ガイドのヒロさん(多分20前後で痩せ型))に分けていました。ヒロさんの弁当はご飯もおかずも2人前以上です。これだけ食べても太らないとは、若いってすごいなーと感心しました。その後西表島周辺に戻り、2本目『鳩間島東』、3本目『バラス北西』を潜りました。ここで波○野さんが350ダイブ、原○さんが300ダイブ達成です。おめでとうございます。3本潜った後は宿舎に帰り、ナイトダイビングに向けて腹ごしらえです。今日はチキンのクリーム煮のようなものです。皆さんナイトダイビングに向けてお酒を我慢していました。ナイトダイビングは『お花畑』というポイントです。私はナイトダイビングの講習2本目だったので、渡辺さんから潜る前に講習内容の説明がありました。潜降してから5分後くらいに船の方向を聞かれたので、すぐ後方7時方向を指しました。その後はいつ『自力で船まで戻れ』といわれるか戦々恐々してコンパスを常にチェックしていましたが、夜光虫を光らせたり、小さなウミヘビを見たり、亀を探したりするともう場所がわかりません。どうしようかと悩んでいると、船が薄ぼんやりと見えるところで、『さあ船に帰って』との言葉です。渡辺さんやさしいと思いながら船まで戻りました。ナイトダイビングの2本目の講習は無事終了です。(OKですか?)
その晩は時間も遅く、疲れていたので、酒盛りはそこそこにしてベッドに入りました。さあ最終日です。1本目は『バラス西』です姫○さんが700ダイブ達成です。○島さんの希望により、皆でV字マーク?を作りました。もちろん土台は体格の良い本○さんです。おめでとうございます。終了後、お弁当を食べにバラス等へ移動。ほぼ到着というときに、どじな奴(○根)サングラスを落としました。渡辺さんがスキンダイビングで探すも見つからず。昼食後にも、渡辺さん、ヒロさん、タケさんがタンクを背負って探してくれましたが見つかりませんでした。他のメンバーには『タヒチツアーの申込書』を賞品として出すと言っても誰も乗りませんでした。皆さんご迷惑をお掛けしました。
バラス島はサングラス島となってずっと私の記憶に残るでしょう。気を取り直して2本目です。ナイトと同じ『お花畑』ですが、ナイトの時には砂地と岩ばかりと思っていましたが、全然違います。枝上サンゴがビッシリと群生しており、中性浮力を取りながらその上を泳いでいると、まるで針葉樹林帯の上を飛んでいる飛行機になったようです。ほんとにきれいでした。ただサンゴの上に落ちると末代までの恥となりそうだったので、インフレ‐タの吸気ボタンには常に指をかけて直ぐに吸気できるようにしていましたが、幸いなことに使いませんでした。(幾分上達?)
3本目は『船浦マンダリン2』です。ここは5mくらいで泥地です。着低した後、上手に離れないと泥煙で何も見えません。ここでは『ニシキテグリ』と『ナポレオンの子供』をみました。『ニシキテグリ』は色がケバク、『ナポレオンの子供』は親に似ず頭のこぶがありませんでした。私事ですがこのダイブで50ダイブ達成。他の方に比べると少なくて恥ずかしいですが、最初の一里塚となりました。最後の晩はモルジブ料理です(多分)。辛いチキンカレーとカツオのフレーク状にしたもの(?)とナンの薄手のものやスイカ等がでました。泡盛などを飲みながら、どれも美味しくいただきました。その後ログ付けのために『Take Diving School』にお邪魔し、タケさんが取ってくれたビデオを見ながら西表島のダイビングを振り返りました。また記念ダイブの5名には『Take Diving School』からTシャツのプレゼントがありました。有り難うございました。
いよいよ帰る日となりました。延泊の方の出港を見送り、島内の観光です。渡辺さんの運転であちらこちらと観光しました。前日にピーチパインをたくさん買ったにもかかわらず、道路端で売っているとまた買ってしまいました。その後フアナハウスに一度帰り、荷物を持って港に向かいました。出発の時間が近づき船に乗船したタイミングで『TakeU』が帰ってきました。またまた延泊組と帰る組とでエールの交換です。そうこうしているうちに出港の時間となり、延泊組を羨ましそうに見ながらお別れです。
石垣島では飛行機の時間まで余裕があり八重山そばを食べに行きましたが、石垣牛を食べようということになり、買い物組みと焼肉組みに分かれました。土地の方に美味しい焼肉屋さんを教えてもらいその店に行くと、6月初旬頃にテレビで取り上げられていた焼肉屋さんです。大変に美味しいとレポータが言っていました。確かに美味しかったです。サシが入っていても脂っぽくなく、適度な歯ごたえがあり、ビールの組み合わせがバッチリでした。お腹が一杯になったところで、那覇を経由し、北九州空港へと向かいました。北九州空港からは渡辺さんの運転で無事にバディロープに到着となりました。渡辺さん疲れていたにもかかわらず、最後までお世話していただき有り難うございました。ご一緒した皆さん、大変楽しい時間を持てたことを感謝します。また別のツアーでご一緒できると良いですね。
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