沖縄・本島・慶良間
スペシャル!沖縄!


2001年 7月 大神 実


 「久しぶりに沖縄へ..」と参加を決め、出発日が迫り天気図を見ては、2年前の「慶良間、荷物だけツアー」が脳裏を過ぎりながらもリベンジを果たすべく、6、7号台風に挟まれた沖縄目指して出発しました。 今回は、全日程6泊7日、海に陸にと活動しました。ダイブ数最大17本(ナイトも含め)、全て異なるポイントを訪れて、参加者全員がノルマ達成で大満足のツアーでした。
< ボート編 >
 初日、2日目と「べた凪」で穏やかな海でした。3、4、5、6日目で多少波が高くなりましたが、慶良間への移動時間も片道80分程度で、「キャ!」ゴロンと転がってる人も居ましたが、船酔いも無く、天気も良くて快適なボート移動でした。 恩納村沖から帰る途中で、イルカ達の歓迎も受けました。沖縄でのイルカも珍しいそうで、僕達がはしゃぐ以上にナハマリンのスタッフが、嬉しそうにイルカのジャンプに見入ってました。
 お昼にはお弁当でお腹を膨らし、暖かいソーキそばで体を温め、スイカやパインで喉を潤し、腹ごなしのシュノーケリングも気持ちよく、実にノンビリの休憩タイムでした。
< 海 編 >
ポイントは、恩納村沖、渡嘉敷・座間味・安室島周辺など様々で、毎回のブリーフィングも至極丁寧に、特にドリフトダイブでは初心者にも分かり易い講習もしていただき、安心してエントリーできました。ポイントによってはさすが沖縄、温水プールの様で体が煮えて「ぼーっ」としたり、対照的に切り立った岩、ウガン(男岩)でのドリフトでは、ヘッドファーストで一気に潜行、潮に逆らい必死でフィンキック、海底の岩を掴みながら這って進んだりしました。また 底の見えないドロップオフの醍醐味に圧倒されたり、一面サンゴの上をしっかり中性浮力をとっての移動と まるで海洋実習しているようで、本当にバラエティに富んだダイビングでした。
 出会えた魚達も多く、クマノミは6種を数え、ロクセンスズメダイやハナダイ、デバスズメダイの群とたわむれ、ハダカハオコゼ、ミノカサゴetc..マクロ派の人気者ウミウシやハゼ、エビやカニ、ハナヒゲウツボやウコンハネガイなど次々と図鑑を捲るように十分に楽しませてくれました。時には、様々なサンゴ、ソフトコーラル、真っ白い砂地や洞窟に差し込む神秘的な光に 魚を追いかけるのを止めて、更にシャッターを押すのを忘れ、ずっと記憶に留めておこうと見とれてました。
 そうかと思えば、「ニセ餌付けショー」で楽しませてくれたり、フィンを手にして砂地を飛び跳ねカメのように泳ぐスタッフのTさん。負けじと壊れたフィンを手に追いかける300オーバーダイバーのAさんの姿を見ては、「真っ白な砂地の幻想的な写真を」といくら願っても集中出来る筈もなく、ただ々あきれて笑ってました。それぞれが満足のダイビングで、先に帰る人達は口々に「まだ、帰りたくない」の言葉が発せられた楽しいツアーでした。
[お祝い:東川さん 100本Get おめでとうございます。]
 
< 陸 編 >
 特に夜は、沖縄料理に泡盛に現地の言葉に酔いしれ毎度々の無節操なオーダーで、ほとんど毎晩「食べ過ぎ!」そのため日々ウエットが、きつくなり... 最終日は、国際通りで散策、お土産の買い込み、今回は「島らっきょう」が好評でした。「つよーい通り雨」に沖縄の夢を醒ませられ、「仕事が待ってるぞっ!」と改めて実感させられ帰ってきました。 最後に、快適なダイビングを提供して頂いた沖縄(慶良間)の海に感謝します。そして、ナハマリンスポーツのスタッフの皆さん、ツアーで御一緒した皆さん、今回のツアーで「台風レディー」の名を払拭した西田さん 本当にありがとうございました。計3個(8号を含む)の「台風」や「自分の日頃の行い?」からすれば、今回のツアーの成功は周りの皆様の「日頃の行いの良さ」の賜と只々感謝しております。今後もショップでツアーで(恋の浦?で)また宜しくお願いします。 以上でツアー後記の終了です。皆さんもぜひ 良い夢を見に沖縄(慶良間)へどうぞ



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