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5月12日午後9:30、2つの経由地を回りやっとバリの空港に降り立つ。来月福岡からの直行便が再スタートすれば6時間の道のりのところを今回は台北、香港と乗り継ぎ福岡を経ってから実に13時間と20分。「いゃ〜っ結構疲れる。」空港にはラヤンラヤンのダイブマスターのジャスパーが既に東京より到着の山ア氏と一緒に出迎えてくれた。 港まで10分たらず、車を降りる前はそれまでスモークガラスでハッキリしなかったクルーズ船が全ての照明を輝かせ悠然と停泊している。?「いや〜っ大きい、綺麗、豪華、高価、貫禄、これだと正装しての船上パーティにも使えそう・・・?」など、訳のわからないことを考えながら乗船する。 |
ダイニングルームスタッフからのウエルカムドリンクを「ゴック、ゴック〜ッ」と下品に喉を鳴らしながら飲んだ後にガラス張りの冷蔵庫に見えるビンタンビールに気が付き「ク〜ッ気が利かんヤツやの〜っビールは如何ですか?くらい言え!!」と怒りたくなるのも「旅の疲れか?」と眉間のシワを気にしながら引きつった笑顔を作る。「ニーッ、そうそう、これこれ、最初が肝心、始めから怖そうだの、変人、奇人に見られたら最期まで話し掛けてもらえず仲間ハズレのさびしいクルーズになってしまう。」笑顔、笑顔、笑顔は人付き合いの潤滑油、香辛料、相手を油断させる特効薬?? | ![]() |
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早速、自己紹介にうつる。今回のクルーズの総責任者、ラヤンラヤンのマネージャー「ロウレンス・リー、中国系マレーシア人」歳は37.8か。語気が強く怒っているような感じでしゃべるが全く怒ってない。ダイブマスターの「ジャスパー・ベル、マレーシア人」目つきが鋭いので怖そうだが、彼は私に「ジャパニーズヤクザか?」と冗談交じりにいっていたところをみると彼も私が怖そうだと思ったかも? ジャスパーは私のことを覚えていた。多分、3月のラヤンラヤンツァーの際に私を見かけたのであろう。そのときは担当スタッフの女性とばかり話していたので、私は彼のことを全く覚えてない・・・・。まぁ私のことだから「男の場合は話をしたとしてもすぐに忘れてしまうのだが・・・・?」次にラヤンラヤンで商売をしている撮影班のスクーバ‐ズーの二人「サイモン・エンデルビとマチュー・オルデフェルド?共にイギリス人」絶妙のパートナーシップで仕事をこなすかと思えばトボけたユーモアで私達を笑わす。夜は彼らの撮影ビデオで盛り上がる。 |
次は紅一点、マレーシアのクアラルンプールでダイブショップをやっている「ジュリアナ・ショウ、中国系マレーシア人」実に楽しい女性でよくしゃべる、よく笑う。マネージャーのロウレンスと暇さえあればしゃべっている。それもかなり早口の英会話の途中に「アイヤ〜ッだのトゥンファ〜?だの中国の人の会話にでてくる感嘆詞みたいなのがいっぱい出てくる」結局聞いていてもシンプンカンプン、何を話しているのか分からない。後半は慣れも手伝って何とか話が理解できるようになったが・・・。 それからシンガポールでPADI5スターIDセンターのオーナーインストラクター「スタンリー・ウォン、多分韓国系シンガポール人」目つきが鋭いが親切で何かと話し掛けてくる。 次に現地から参加の「ハディ・パルナマ、バリのダイビングに関してはフロンティア的存在らしい」年の頃は65歳以上。穏やかで親切な老人。いつもニコニコ顔で気使いナンバーワン。もし日本にきたら新宿のキャッチバーなどで一発で騙されそう。 それに日本から私と「佐世保のダイブショップ、わんだ〜らんどんのオーナーインストラクター緒方氏と埼玉はファーストのやはりオーナーインストラクター山ア氏」以上10名に現地ガイド2名とクルー20名での出航となった。 |
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