PADI No.S-5577



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恒例:マレーシア・ラヤンラヤン⇒急遽シパダン

奇跡の海 シパダン 初体験

                                                     2014年3月 熊谷 安弘

357日・・・・・・この数字は何か分かりますか?解った方には座布団1
枚差し上げます。昨年のラヤンラヤンツアーから今年のラヤンラヤンツア
ーまでの期間です。後300日、180日、100日、60日、1ヶ月、3週間、2週間、
1週間と指折り数え、ここまでは順調でした。丁度1週間前の土曜日になん
とマレーシア航空の行方不明事件が起こり何かしら悪い予感がしたので
すが、なんと5日前の火曜日旅行会社からラヤンラヤンの飛行場が使用
出来ないとの連絡が・・・・愕然としました・・・青天の霹靂?崖から蹴落とさ
れるとはこのような事?水深20mでいきなりタンクのバルブを閉められた感
じです!指折り数えて待った私は何!!   直ぐに代案が出ます、パラオ
、マジュロ、モルジブ 何処も良いところとは思うが、ラヤンにいけない!
この気持ちはどこにぶつければいい?しかもコタキナバル迄の飛行機は
飛ぶのでキャンセルチャージが発生するとの事。コタキナバルから行ける良
いところはないか?シパダンがあるではないですか!
こうして2014年ラヤンラヤンツアーはシパダンマブールツアーとなりました。
実は以前からシパダンちょっと気になってはいたんですけれどラヤンの手
前ちょっと引いてはいました、だって今林さんにシパダンの話をするとあそ
こは海賊が出ると、(本当はオオトカゲが??)いつも乗り気ではない風で
、でもこれで堂々とシパダンに行きたいと公表できます。
そんなこんなでツアーが始まりました。



出国からマブール島到着・・・・・・福岡空港から仁川空港、コタキナバルここで一夜を明かし翌朝タワウまで北ボルネオ(サバ州)を横断します。コタキナバルも慣れたもので、店の位置なども皆分かっています。迎えに来たのはこれもお馴染みカシミール君、彼は若いのによく気が利く好青年です。後日彼に助けられるとはこの時は想像もしませんでした。タワウからはリゾートのバスでセンポルナ迄移動およそ50分、車窓は永遠に続くアブラヤシ畑で見るものなどありません。センポルナからリゾートのボートで島に渡ります。センポルナはある意味港町ですが、遠浅の為大きな船は入れず小さなボートがあちらこちらで動き回っています。波止場はゴミだらけですが少し沖に出ると透明度は良くなり、走る船の上から底が見えてます(セレベス海は比較的浅い上、とにかく遠浅で海の上に至る所に水上住宅が見られます )。 そうこうするうちにマブール島に到着しました。迎えてくれるのはなんか機嫌の悪そうな人達!  後でわかるのですが皆リゾートのガイドさん。
リゾート・・・・ボルネオダイバーマブールリゾートに滞在しました。マレー住宅で高床式のコテージは意外に快適です。フロントも近く、食事もマレー料理に慣れてきた私達は美味しくいただけました。ただ一つ難をいえばダイビングショップまでの桟橋が長い。食堂も半オープンエアで虫はいるけれど、風が入り夜は涼しくて結構快適でした。只、水がしょっぱい、飲み水はミネラルウォーターが準備されていますが・・・そうそうここでは今林さんが大好きな恐竜のような大トカゲがウロウロしてます。

ダイビング (マブールカパライ編)・・・・・・マブール島に滞在しマブ
ール島周辺やカパライ島周辺シパダン島周辺でのボートダイビングが主とな
りますが、今回最近開放されたシアミール島にも行くことができました。到着
後チェックダイブと称してマブールリゾートの桟橋からのjettyダイブをおこな
います。このjettyダイブなめてはいけません、カメは出放題、コブシメだらけ、
ニシキフウライウオ、小魚の群れ、ウミウシいっぱいシンデレラウミウシ初め
て見ました!魚影も濃くここで十分と言っていいほど。事実このマブールリゾ
ートのjettyダイブを5回も潜ってしまいました。マブール最初のダイビングでK
さんの200本記念ダイブ。 この後翌日の一本目でKさん150本の記念ダイブ。
更に三本目で私こと(またまたKさん)の200本ダイブ。この夜リゾートスタッフか
らサプライズのプレゼントでケーキを頂きました。よね!でもね Kさんだらけだ
ね。3日目4日目と隣のカパライ島やマブール島でのダイビングとなります。
カパライ島ではマンダリンリゾートの前のマンダリンバレイで良く潜りました。
ここは水中25m位に人工構築物が幾つもあって、魚のすみかとなっています。
魚影は濃くマクロ対象いっぱいですが、深く潜る割りには平凡でここ潜るなら
マブールリゾートのjettyの方が明るく、楽しいと思ったのは多分僕だけではな
いはず。
ダイビング (シパダン編)・・・・・・5日目いよいよ今回の目玉シパダン
に向かいます。シパダンはあまりの人気のため、海が荒れて、珊瑚や魚が激
変した為、この10年島の宿泊施設は政府による規制で出来なくなっています。ですのでシパダンで潜るためには近隣の島に宿泊し遠征で行くしかありません。また政府により入島制限がなされており一日限定120人と決められています。この120人を各リゾートで分け合い融通しています。シパダン島に入島前に政府の役所で記名をし、島に上がります。島には各リゾートの休憩所があり、ここでダイビングの間の休息や昼食を準備してくれます。また島には警察の
駐屯地がありPOLICと書いてあるボートも係留してあり、マシンガンを持った警官?軍人?みたいな人もいて安全そうです。

この周辺の島の中でこのシパダン島だけがドロップオフを流したり、棚を泳い
だりというースタイルになります。そうラヤンラヤンと同じスタイルです。特筆す
べきはバラクーダポイント 棚を泳いで行く浅めのダイビングですが、ギンガメアジの群れが半端ではなく、玉ではなく壁です!いつまでも続くギンガメの群れ、それも近づいても逃げない、皆息を飲んで見ていましたが、ついに突っ込みま
す。360°ギンガメにまかれ、目が回ります。群れの中で更にギンガメアジに向かって突進すると・・・・忘れられない体験です。楽しかった!   十分に満足していたのですが、次のダイビングは更なる出来事が・・・カンムリブダイ(バッファローフィッシュ)を皆さんご存知ですか?浅瀬を流しているとアジの壁に遭遇します、その隙間から奥にでかい魚の群れがちらりと見えました。これは?アジ玉を通り抜けると・・・・お世辞でも綺麗とか可愛いとかカッコイイとか言えず、デカイ2mクラスのいかつい魚が珊瑚をバリバリかじりながらまた糞を垂れ流しながら群れをなして行進しています。
その迫力は物凄いものがあります。私達はそのカンムリブダイの群れとギンガメの壁に挟まれ、カメラはどっち?
どっち見ればいいの?状態。最高に楽しかったのはこのカンムリブダイの群に突っ込んだ時です。あのいかつい顔が次から次に現れるのはちょっとビビります。シパダンでは計4本潜ったのですが、常にカメにギンガメの群、カンムリブダイの群、それにホワイトチップが見られる天国ダイブでした。浅瀬も綺麗ですし、シパダン楽しすぎるぞ!!!
最終日のダイビングは色々あってシパダンが変更になり新しい島(シアミール島)で潜ったりしましたが、マクロ天国と言われる割りには殺伐としてますし、水温も低くあまり快適ではありませんでした。残留窒素の事を考えると、二本目以降は私のdivengの関係でマブールに戻りjettyでシャロー&まったりダイブ。カメやコブシメとゆっくり遊び明るい水中で楽しく過ごしました。
リゾートスタッフ・・・・最初はあんなに 厳しい表情をしていて、それが皆ガイドだとわかるとチョットねと思ったりしました。ですが次第に打ち解けてくると、今回の担当ガイド Tonnyの気遣いが感じられます。彼はいろんなものを見せてあげようと一生懸命です。またゆっくりと流れを考えてコースを取ってくれています。トニー楽しかったよ!貴方のホスピタリティは十分に受け取ったよ! また来る時は是非君をリクエストするよ!桟橋の先にあるダイビングショップでは気の良いおっちゃんが良くしてくれました。食事の際、卵を焼いてくれたおねーちゃん、とってもキュートだったよ。
 カシミール深夜に走る・・・・・行きの道中を逆にたどり、無事コタキナバルに戻りお土産も買い求めいつもの美味しい中華海鮮料理を食べホテルに戻り、空港へのピックアップを待つ時に最後のトラブル発生!約束の時間十分前に私達は集合しています(私達はいつも約束の10分前には集まる模範的な日本人)。カシミール君はいつもその10分前以上前から待ってくれていますが今回は違う人、一抹の不安がよぎります。約束の時間を過ぎてもピックアップは来ません。ボスの顔色が変わってきました。しきりに電話をかけまくります。旅行代理店も担当ドライバーにも繋がらない。タクシーを拾って行くしかないと諦めかけてた頃(でもこの荷物です)カシミールに電話が繋がりました「今から20分で行きます」実際10分で来ました。手早く荷物を積み込み、深夜のコタキナバルを飛ばしに飛ばします。信号無視もなんのその??おかげでなんとかギリギリ間に合いました。彼は荷物の出し入れやいろんな手配の手際がよく見ていて気持ちがいいものです。有難う、頼りになるよ!今度はお土産持って行くからね!
終わりに・・・・・今回のツアーは最初から最後までドタバタでしたけれど、何もなくただ普通に終わるツアーよりも印象的で楽しかったです。コタキナバルのカシミールに助けていただきました。また気のおけない楽しいメンバーで楽しい経験を重ねることができました。只引率の今林さんは胃が痛くなるような連日だったろうと思います。今林さん  ゆっくり休んで体を労ってくださいね。そしてまたギンガメの壁に突撃させて下さい。この体験は病みつきになりそうです。  


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Last Update 2018/05/24