GW:フィリピン・セブ
「ヒルトガン・カピラオ遠征・プルコギ・サンミゲール」
2012年 5月 今林 忠義
年末に来年のツアースケジュールを企画するのですが、頭が痛いのは
GWの海外ツアー。最後の最後に決定するのが常です。何故かというと、
ミクロネシアはGUAM経由で航空券確保が厳しく、東南アジアも福岡発着
の国際便が激減し、かといって国内線で関空や成田までの移動は時間と
費用がもったいない。
以前はGWに福岡発の臨時便が飛んだのですが、昨今は経済悪化の影
響か、聞いた事がありません。
ちなみに私が初めてセブを訪れたのは今から33年前の福岡〜セブの定
期直行便発フライトでした。それも確か7年くらいでなくなりました。
まぁない頭でいろいろ思考した挙句それではとインチョン経由のセブ直行
便で5日間ツアーを・・・とアイナリマシタ。
今や韓国インチョンは九州のハブ空港(航空網の中継を役割とする
空港)と化しました。最近は09年のセブ、フィジーのベンガに始まりサウ
スレイテ、プエルトガレラ、マレーシアはラヤンラヤン等々、インチョン経由
が多くなりました。
33年前のセブから数えきれないほど幾度となく訪れたセブですが、ダイ
ビングポイントは毎回、新たなポイントが開拓され、素晴らしいポイントが
多くなってきました。今回はジンベイポイントへとも思いましたが、皆さんの
『移動距離と時間から考えるとダイブ数が少なくなる・・』のご意見で取りや
め、マクタンから30分と2時間のヒルトガン、カピラオに決定し尚且つ、リ
ゾート前のポイントでオプショナルデイダイブとナイトダイブ、合計2日間で
7ダイブの強行軍でした。
かといって時間に追われた感はなく、空き時間はマリバゴ・ブルーウォ
ーターのリゾート内を散策したり、プールで泳いだり、最終日は久々の
セブ半日観光へ出かけたりと充実した時間を過ごしました。
そうそう、夕食はリゾート近くの焼肉屋でプルコギです。2日続けて通い
ましたが流石に最終日のディナーはリゾート気分をとのことでマリバゴ
のプールサイドでBBQを食べながらダンスショーを堪能しました。
マクタンのドロップオフは何処を潜っても代わり映えしませんが、近隣
の島へ遠征すると各々ポイントで見れるものが違い、また透明度も30m
近くあり充分楽しめます。今回は初日に潜りなれたメジャーなポイント、
ヒルトガンへ・・・。昔はカタマランで1時間ほど掛かっていたのですが、
今では船足が速くなり30分で行けるようになりました。
出迎えのツバメウオやジャイアントトレバリーの群れなどがダイバーを
楽しませてくれます。
2日目は2時間掛けてカピラオへ・・・。
ここは2009年にも潜ったポイントでして、サンゴの種類の多さビックリし
た記憶が印象に残っています。今回もたくさんの種類のサンゴが生き生き
と根付いていてそこを住処にする小型の魚達がいっぱいでした。
オオモンカエルウオやマンジュウイシモチも元気でしたが、ひとつ気になる
ことは水温が31度と異常に高いこと。水深20m付近でも同様で、水面直下1m付近では『ム〜ッとするほどです』・・・・・・サンゴが白化しなければいい
のですが。
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