2週連続・日帰り沖ノ島

『絶海の孤島・沖ノ島で夏本番!!』

                                                   2012年 7月 今林 忠義
今年2回目の沖ノ島。ここには20数年前から通っていますが、年々魚種の変化が
顕著に見とれるようになってきました。以前はこの時期、イサキとタカベが群泳する
のですが、最近はイサキに混じってクマザサハナムロが泳いでいます。
その数も最近はイサキを凌ぐようになりました。
随分前からクマノミやキンギョハナダイはいたのですがその数も増えてきています。
ヤガラやソウシハギ、イソマグロ、アカジン・・・・・・。
もう南国の海です。喜んでいいのか??どうなのでしょう??
前回よりは幾分透明度が上がりました。北の鼻は私の大好きなポイントです。
大きな大きな、ダンプカーにも積めないほどの大岩が水面直下から水深50m
以上までかなりの傾斜で重なり落ち込んでいます。
岩の隙間が魚達の住処です。そこには大きなメジナやイシダイが・・・。
中層にはイサキやタカベ、クマザサハナムロが群れをなして泳いでいます。
時折、カンパチやブリなども飛来する感じでダイバーを驚かせます。
勿論、大きなマダイや岩陰からこちらを覗う大アラもいて、1ダイブで
満腹になる素晴らしいポイントです。
2本目は北の鼻よりはダイナミック感はありませんが、アジゴ穴です。
アジゴとネンブツダイの群れが住み着いています。
その周辺にはたいていイサキが周っていてます。
少し沖に出ると35mから見上げるくらい水面近くまでそびえる大きな根が
あり、そこでは30kg級のアラが数尾います。
以前、当店のスタッフがここでイソマグロの大群に遭遇している、侮れない
ポイントです。さぁ次回の凪を狙ってまたまた遠征です!!



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