恒例:マレーシア・ラヤンラヤン

『1日4食?4ダイブ?』

2010年3月 今林 忠義

今年で9回目のマレーシアはラヤンラヤンツアーです。10年前の視察を入れれば何と10回目。

毎回その魅力に引き寄せられるかのようにリピーターさんが前年より日程調整して参加してもらっている

ラヤンラヤンは安・近・短とは全く逆の高・遠・長ツアーです。

その魅力はオールスターキャストの魚種にプラスして3月から5月の間に見る事が出来るハンマーヘッド。

透明度も平均して35mと言うことなし。

その海に潜るためのベースとなるリゾートは、なななな何とマレーシア海軍が国境を守る基地。

ボルネオ島コタキナバルから北西に約300`、南シナ海は南沙諸島の南端にある人口
の島。
環礁を埋め立てて作られていて環礁は360度深海2000mのドロップオフ。
当然、潮通しがよい
ため大型の回遊魚もやってきます。

リゾートはレセプション・ダイニング・バー・キッチンがセンター棟にあり、その前には淡水の大きな
プール
が・・・。客室は124室の棟が2つ。それらの目の前(インナーリーフ側)にダイブショップ
があり客室
からは数十歩で行けます。その横から突き出した桟橋からダイブポイントまでは10分程度、
遠くても15分。全てにおいて利便性が良く14ダイブしても疲れません!?


ボートで130分程度の環礁には13箇所のポイントがありますが、私の一番好きなポイントは

ゴーゴニアンフォレスト・・・・水深15mから一気に落ち込むドロップオフの壁には大きなゴーゴニアン

(ウミウチワ)が幾層にも重なり大きな触手を広げています。

当然、潮通しがよく、流れる時は半端ではありません。駆け上がりを上から通す潮の際はダイバーが

フィンキックをしても何故か耳抜きをすることも??ダウンカレントにつかまればBCDへの給気が必要

です。その分、魚種と魚影は凄く、このポイントだけで殆どの魚を見る事が出来ます。

今回はハンマー狙いの欧米人たちと別れて私たちのグループはここばかり潜っていました。

毎日のスケジュールは7時、軽い朝食。その後1ダイブ。帰ってきて本当の?朝食。

11時から2ダイブ目。帰ってきて昼食。3時から3ダイブ目を潜り、その後OPビーチの4ダイブ目と

なります。ダイビングとダイビングの間にはおやつも出て、食べて潜る、食べて潜るの繰り返し。

海良し、透明度良し、食事良しの最高のダイビングリゾート、ラヤンラヤンで過ごした最高の6日間でした。

次回は是非、あなたも!!

   



<−BACK NEXT−>