福岡・芦屋沖
「沖縄に行かなくても(笑)」


2005年 8月 今林 忠義

今年から再スタートの芦屋沖。19日のファーストダイブであまりにも魚影が濃いので、お昼休みの漁港から携帯メールでお店に送信し、皆さんをお誘いしました。そのため2日連続の芦屋沖になりました。『沖のなかて』と言うポイントで最も魚が集まるところです。
水底21mから大きなダンプカーにも乗り切らないくらいの岩が縦に立ち上がっています。片側は砂地。片側は駆け上がりの岩場に支えられた感じです。トップは16m。潮のあたりがいいのでしょう。小魚の群れ群れ群れ!!それらを狙って1mほどのブリやカンパチがアタックしてきます。岩穴の周りではイシダイ、コロダイ、サンノジ、クロ、チヌなどが出入りしています。
底から水面に掛けてはコイワシ、キビナゴ、アジゴ、イサキの群れがいっぱいです。砂地の21mでその様子を見ているといつの間にかマダイの30cmくらいのが私達を取り囲むかのように回っていました。目をこらすとそのマダイの向こう側にはもっと大きなやつが回っています。潮周りもありますが賑やかなポイントです。Hさん曰く『これで色合いがカラフルだったら沖縄に行かなくてもいい・・・』??そんな言葉が出るほどのダイブでした。18日の2本目は『沖波止』のテトラポッド沿いに潜りましたが、ここでもアジゴの群れに囲まれました。大きなメバルがいっぱいです。テトラの基礎の大石の上にはヒラメもアジゴを狙って伏せています。
19日の2本目は沖の『こうやま・えいの瀬』で潜りました。水底16mで南北に3m程度の立ち上がった尾根状の岩が何本も延びています。その中でも一番高い根に魚が集まります。大げさではなくアジゴの群れを掻き分けながら泳ぐ感じです!!『ホント!!』ここでもその群れに小型のカンパチが突っ込んできます。群れは一斉に反応しその都度キラキラと、とても綺麗です??『食うか食われるかの必死の状況ですが・・・』
これから10月末にかけてまだまだ魚種、魚影がふえて私達の目を楽しませてくれるでしょう!!次回は24日(水)ですがすでにキャンセル待ちが出ています。   



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