山口・蓋井
「メジナ・イシダイ・アラ!!」
2004年 7月 今林 忠義
3日前から南西の風が強く、催行が危ぶまれた蓋井沈船ですが当日は快晴の凪。女性群は日焼けを気にしながら船に乗り込みました。メインポイントの沈船は漁港の南300mほど出た水深23mの所。係留ブイが設置されています。講習組とFUNDIVE組3班に分かれてのエントリーですが、エントリー直後、下を覗くと船体がうっすら見えています。
係留ロープをディセント代わりに潜降。中層でアジゴの群れが出迎えです。ブリッジのトップで18m。そこからデッキへ降りて20m。ネンブツダイが群れでホーバリングしてます。大きめのカワハギに20cmを越すメバルがこちらを伺ってます。デッキから下の砂地に降りると、巻き上がった砂にマダイが集まりダイバーを取り囲みます。船体をゆっくり一周してキャビンをのぞくと大きめの黒い影が物陰にスッと消えました。まさかアラかも・・・?次回はライト持参がいいかも。
2本目は北の湾の出口。あいにく縦網が二本張ってあり、ダイバーの行動を制限します。ブリーフィングで聞いていた27mラインへは深度的に行けないので泣く泣く20mでUターンしました。FUNDIVE組は潮の流れのある普段は入れない北の鼻のポイント船上で待つ私たちに浮上後のみんなが「すっごかった!!」を連発しながらエキジットしてきました。話によるとメジナにイシダイ、それも大型の群れが岩から出たり入ったり。多分アラもいたようだと聞き、悔しさ倍増です。
このポイントは初秋から晩秋にかけて大型のぶりなどの群泳が見れるらしいですよ!!次回も釣人が少ない平日に企画します!!
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