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(1日目)
集合時間になっても、出発時刻になっても店からの車が来ない。渋滞に巻き込まれているということであった。「与論島ダイブを諦める事になるのかなあ?」集まっている参加者たちにそんな雰囲気が漂っていた。その時、出発前7分、「大久保さ〜ん。」渡辺さんがスゴイ形相で駆けてきた。「間に合った。」みんなホットして受付を済ませ、手荷物検査場へ向った。そこでまた大変な事になった。検査員が「カメラケースの中を拝見します。」「パソコンケースを開けてください。」その横ではJASの人が「お急ぎください。出発します。」どうしていいのか分らずパニック状態に陥ってしまった。それでも何とか検査を済ませ機内へ、他の客の冷たい視線が我々一行に注がれたのは言うまでもない。
鹿児島までは30分。与論島までは2時間30分のフライトであった。与論島についてタラップを降りると南国特有の熱風が我々を歓迎してくれた。また、今回お世話になった竹内ご夫妻が車で迎えに来てくれていた。ホテルに荷物を運び、15時からさっそく1ダイブすることになった。<ウアノマキのアーチ>「のどちんこ形の怪しげなアーチポイント。横穴や、L字型のホールもあり地形が楽しい。沖の根はグルクンやハナゴイが多い。」※竹内潜水堂のホームページより1ダイブ目という事で期待大で出航した。港からすぐのポイントで船に弱い自分にとっては大助かりであった。(全てのポイントは港から15分以内だった。)期待通りの透明度と地形の面白さに大満足だった。 |