長崎・五島列島
「イサキの水中運動会!」


2003年 8月 今林 忠義

 前日の夜10時過ぎに佐世保のホテルへ入る。翌20日朝7:30佐世保発。天気予報では波高1.5mだったのが何と2.5mのうねりにクジラウオッチングはあえなく夢と消え去りました。1本目は浅曽根。岩一面に群生するトゲトサカの色鮮やかなタペストリー。潮の流れもあり底性生物や魚達の活性も高い。水面直下を群をなして泳ぐキビナゴを目掛けてヒラスがアタック。群は離合集散を繰り返し、ギラッ、ギラッと輝く。中層のタカベやアジゴの群はすごい数で先が見えないほど。それにイサキの群が川のように流れてあたかも水中大運動会でした。ヤーッ凄かった!!
  2本目の壺ヶ瀬は流れも無く穏か。岩沿いに深度を20mまで下げるとそこはネンブツダイで前が見えないトンネル。トンネルを抜けると左右の壁一面のトゲトサカ。白、黄色、薄紫、ピンク、色とりどりのトサカが枝を広げ素晴らしい景観を見せてくれます。ここでもイサキやアジゴの大群が私たちを迎えてくれました。    



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