鹿児島・枕崎
「水中花見前線」


2003年 4月 栗原 教臣

 4月の恋の浦は、桜が咲く心地よい季節ですが、水の中はまだまだ寒い日が続いているという事で、南下して鹿児島の枕崎をチャレンジしてみました。
 初日からピ−カンで、気温(20℃)水温(17℃)ともに、心地よく、透明度もGOODでした。
潜行したと同時に、ウツボ(白地に黒斑)に歓迎を受け、ちょっとドッキリするスタートとなりましたが進んでいくにつれ、綺麗な珊瑚の間から次々現れる魚たち(アオブダイ・チョウチョウウオ・クマノミ・スズメダイetc)には感動の連続でした。
また、よく土産物で見るタカラ貝も水中で見ると、また違った趣が感じられました。
次々現れる彼らにミクロ・マクロの視点で右往左往する時間でした。
 夕方には海に沈む夕日をバックに露天風呂という大変贅沢な時を過し、余りの心地よさに時と意識を忘れ、つい寝てしまうほどでした。食事は当然、ビンタ定食(鰹の兜)で、ビンタの解体作業をしつつ、麦酒を飲み干すという他では出来ない食事でした。(もちろん美味しかったです。)
 2日目のボートダイブは、初日の沖にあたるポイントで15mくらい潜行したところにある巨大石(高さ20m弱)はまさに魚たちの高層マンションでした。写真を撮る際、かれらは結構おとなしく、被写体としては最高で、ビギナーの私でも楽楽撮影ができ、多くの記録を撮ることが出来ました。
 総括としては海・魚・食事・宿ともに申し分ないと思われますし、特にクラブハウスの方々はとても親切で一度行ったら皆さんリピーターとなると思われます。ぜひ一



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