長崎・辰ノ口
「クマノミと見つめ合う」


2002年 11月 霜山純子
長崎辰ノ口に行って来ました。OW講習終了後初ダイブ、初ドライスーツ、初ツアー。
そして、お店のダイバーの皆さんをまだほとんど知らないこともあって、不安材料は たくさん。でもいざ蓋を開けてみると・・・、楽しい仲間の皆さんに囲まれて、充実 した二日間になりました。
これまでの辰ノ口に比べると、透明度は余り良くなかったそうですが、それでも恋の浦では見られない、又は、まだ私がお目にかかっていない多くの魚達が迎えてくれて、満足。特に印象的だったのは、まず、青白く輝くハナハゼ。近づいてみると、細 く長くゆらゆら揺れる尾ひれの優雅さに見とれました。そしてキュートなクマノミ達とじっと見つめ合える幸せ。ホンソメワケベラもとても綺麗でした。頭上を覆うキビナゴの群れ、初めて見たソフトコーラル、テーブルサンゴ・・・。大きな岩と岩の間 の平和な空間をゆったりと浮遊する魚達の群れを前に、私もそこにずっと横たわって眺めていたい気分でした。
ドライが初めてということもあって、技術的にも体力的にも大変だった私を辛抱強くサポートしてくれた渡辺さん、そして、面白い話をいろいろと聞かせてくれた仲間の皆さん、本当に有り難うございました。ログ数1ケタの私には、ログ数2ケタ、3ケ タの仲間からいろんな話を聞けたことも今回のツアーの収穫の一でした。
天候にも恵まれ、キラキラと光る海を岸から眺めているのも心地良かったです。一日目の1ダイブ後は、海沿いの旅館でくつろぎました。部屋の窓からの景色は一面、 海、そしてお風呂では暮れてゆく海を眺めながらリラックス、日頃のストレスも溶け 出し、極楽、極楽・・・。二日目の2ダイブ後は、中華街での昼食に皆、大満足の 後、車中は予想通り爆睡でした。皆さん、とても楽しめる辰ノ口、是非行ってみて下 さい。


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