マレーシア・ラヤンラヤン
「夢の世界・・・」


2001年 3月 藤崎 由美


眠い目をこすると飛行機の窓からラヤン・ラヤンの島が見えてきた。
コバルトブルーの海にポッカリと浮かぶ小さな島。
この海潜るのだ。
期待と不安でドキドキ、なんてたって、
参加メンバーのなかで一番ダイブ暦が浅い上に
イエローカードとグローブなしのダイビングがとっても不安でした。
島に到着してその日からダイビング開始。
1本目、緊張してなかなか潜降できない。
やっと潜降するとそこにはビックリするような世界が広がっていた。
息をのむほどの生き生きしたさんご礁!!
海外はフィリピンのアニラオしか知らないけど
比べ物にならないくらいすごく綺麗でした。
太陽の光を浴びて色鮮やかなウメイロモドキ、
頭がハンマーで尻尾がV型のハンマーヘッドウミウシ、
イザリウオ(30cm位の白色)、
でっかいナポレオン、
ハッキリと見えたハンマーヘッドの大群、
ギンガメの群れ、マダラトビエイなど・・・
中でも一番印象に残っているのが、マンタとの遭遇です。
一度目は水面を見上げるとマンタが出迎えてくれて、
二度目は安全停止時に5mほどのキョリで
「さようなら」を言っているかのように
私達の足元を3匹が10分ほど回ってくれました。
マンタを上から見ると口の中が
銀色でまるでライトを照らしているように
キラキラ輝いて本当に綺麗でした。
この光景は一生忘れないシーンの一つだと思います。
このツァーに参加するにあたって、
仕事を4日間も休みを取るのが最大の難関でした。
でも頑張って参加して良かったです。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
楽しい8日間をありがとうございました。

バディロープ撮影班:大神 実


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