ドライスーツ編

今や冬にかかわらず、4シーズンを通じてダイバーの強い味方となった感のあるドライスーツ。
これがなくては、潜れないという方も多いはずです。
そういうアナタ!  メンテナンスは万全ですか?
いざという時に困らないためにも、バディロープが、一歩進んだ管理術をお教えします。


毎日のメンテナンス
★洗う Step1 排気,吸気バルブの可動部分は動かしながら洗おう
Step2 ファスナーは閉めたまま、水流をあてて塩気を流す
Step3 ネックシール・手首のシールは内部に水が入らないようにつかんで洗おう。
★乾燥 Step1 できれば、そのまま干すのでなく軽くふき取ろう。つるした時に伸びにくい。
Step2 ファスナー部分からできるだけブーツの先までひっくり返して内側を乾燥させる。
Step3 乾燥は陰干しで。直射日光にあてるとゴムの部分が伸びたり、劣化しやすくなる。
Step4 内側が乾いたら、外側を乾燥させよう。乾燥しきったら、早めに取り込もう。
★保管 Step1 シールの部分は、せっけん水などできれに汚れを取り除こう。
Step2 できれば太めのハンガーで吊るそう。また、足は床についていた方がいい。
Step3 防水ファスナーはあけておこう。

シーズン最後のメンテナンス
★洗う 年に1回なんだから、内側も洗っちゃおう。そうするとイヤなにおいもスッキリ!
当然、しっかり乾燥させなきゃダメだよ。
★バルブ バルブの位置はオープンに設定しておこう。オートの場合もマニュアルの場合も長期保管だから
オープンにしておいたほうがいいね。
★シール シールの内側には、スーツ用のパウダーをつけておこう。内側同士がくっついたりするからね。
まんべんなくつけておこう。
★ファスナー 防水ファスナーにはワックスやロウソクのロウなどを塗っておこう。意外だけど有効なんだ。
でもかみ合わせの部分だけでいいし、たっぷりでなく、少量をよく伸ばして塗る。
また、塗った後は数回ファスナーを開閉しておこう。
★保管 本当は、毎日のメンテナンスの方法がいいけど、折り目がつかないように丸めるようにして保管しておこう。
プルーフバッグに保管の方はファスナーは空けた状態で足首から膝、腰の順序で畳みますが折れ目が気になる方は内側にタオルなどを丸くして挿入すればOK。
足首から丸めてもいいですね。

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