知っておきたいダイビング基礎用語

海洋生物に関する言葉
魚影が濃い 魚の種類、数が多い状態を指す。具体的な数量は決まってはいない。見た人の印象で決まることが多い。
ソフトコーラル サンゴの一種であるヤギ、イソバナ、ウミトサカを俗に「ソフトコーラル」と呼ぶ。黄色や赤などさまざまな色彩に富み、美しい水中景観を作る。
ハードコーラル ダイビングでは、サンゴ礁を形成するイシサンゴ類のように固い表層でできているサンゴを主に「ハードコーラル」と呼ぶ。正式には「造礁サンゴ」。
固有種 その場所にしか生息していない(確認されていない)生物のこと。
回遊魚 一般的には、季節的に移動する魚をさすが、ダイビングでは沿岸及び外洋を回遊する魚や泳力のある大型魚も回遊魚と呼ばれている。常に中層を浮泳するせいの青い魚。サバ、マグの仲間やアジ、ブリの仲間を指すことが多い。
大物 サイズの大きい大型魚や海洋哺乳類を総称して指す。マグロ、ブリなどの回遊魚やマンタ、ジンベエザメ、カジキマグロなどのこと。
海洋哺乳類 海に暮らす哺乳類の総称。イルカ、クジラ、アシカ、アザラシなど。
幼魚 卵から孵って少したった状態の魚のこと。ダイビングで観察されるのはこのぐらいの大きさからで中には成魚と模様や形が違う幼魚もいる。
成魚 じゅうぶん成長し、大人になった魚のこと。
生態 生物がエサを食べたり、産卵をしたりというありのままの生活を指す。ダイビングでは魚の行動を見ることを「生態観察」するという。また、特定の地域の生物と周りの環境との関わりは「生態系」と言われる。
クリーニングステーション 「クリーニング」とは、ホンソメワケベラ、ソメワケベラが中・大型の魚に付着し寄生虫を食べて駆除する行動のことをいうが、それを行う場所のことをさす。ある程度、場所が決まっていて、それを目的に魚たちが集まってくる。石垣島のマンタのクリーニングステーションは有名。

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