WashingMachine:3日目最終...
Washing Machine:3日目最終ダイブのブリーフィングで
ラスティーが『カメラは置いていけ』と言う・・・。
ポイントの名前とカメラを持たないで潜れと言うからには
かなりのスーパードリフトが期待できる。
今回のツアーは丁度大潮にあたり、どのポイントも流れ
があった。年末、翌年のツアースケジュールを企画段階で
大潮はなるべく避けるようにしていたが、フィリピン航空の
相談なしのフライトスケジュール変更で?当初の計画より
2日遅れてしまったので仕方ない・・・。
はたしてカレントは・・・・。ボートは島の突端目指して
走るがエンジン音に比べスピードが早い。
水面は所々海底から上がってくる潮の勢いでレンズ状に
盛り上がっている。『これはかなり期待できるな・・』と
思いながら一斉エントリー。水底の8mを目指し一丸となっ
て潜降。緩やかな流れに乗りラスティーの後に続く。
しんがりは先輩格のペドロがTさんとバディを組んで固め
る。段々、潮が早くなり、全員の人数を数える回数が増
える。一の根の尾根にラスティーが留まる。全員同様に
カレントフックでキープするが少々ばらけた状況。
ペドロとTさんが根の陰に潜り込む。陰だと流れにあま
り影響されないで景色や魚群を観察できるが、それでも
岩陰から顔を出す際はマスクに強い潮流を受ける。
私はMさんを留まらせ、又してもダイバーの数を数えるが
その最中、ガイドのラスティーが私の目の前を飛んで行っ
た???飛んでいった??そうふっ飛んでいきました。
その先に目をっやるとKさんが根に留まれず流れに持って
いかれた形で流れています。潮は水面へ向かっていたので
本人も慌てた状況ではなかったと言ってましたが・・・。
ラスティーは流れに乗って強力なフィンキックで追いかけ
たので私には飛んで行ったように見えたのでした。
ブリーフィングの際に『1人でもロストダイバーが発生した
場合は全員浮上』の取り決めどおり私達は後に続きます。
浮上した場所は強力な流れのど真ん中。私はバディの
Mさんを保持していたのですが潮流が2人を引き離すような
勢いです。下から続くEさんたちの排気が渦を巻くような
感じで上がってきます。2~3分後には流れが緩やかな海域へ
運ばれ全員エキジット。潜水時間は今回最短の15分でした。
皆さん『是非、もう一度潜りたい』のリクエスト。
ある程度の時間底にいれば多分、色々な面白い息を飲む
光景を見る事が出来たことでしょう・・・。
次回も大潮の時に行きますか??? 今林
最近のコメント