目が覚めた時には既にトゥバタハの環礁の北...
目が覚めた時には既にトゥバタハの環礁の北のポイントに
到着してました。水面は極々、小さなさざ波。本船も
テンダーボート自体も全く揺れることはありません。
そよ風が止まった時は一面油を流したような水面です。
ところが環礁の周りは潮と潮がぶつかりかなりの波が
立っています。案の定、ブリーフィングの際にガイドから
『流れがあり、場所によってはダウンカレントも・・・』
本船からテンダーに乗り換え5分。いよいよ一斉シッティング
バックロールエントリーです。5m程度のリーフの上から
エッジに向かいドロップオフの壁を・・・・
透明度はゆうに50m。見渡す限りのパノラマです!!
流れに乗り壁を移動します。突き出たコーナーで
カレントフックでしばし留まり、大物待ちです。
この日狙ったマンタには合えませんでしたが、大きな
リーフシャークやイソマグロ、GT、ホワイトチップが
目の前を通り過ぎます・・・・。いよいよ潮も速さを
増してきて、ガイドが浮上のサインを・・・浮上は
ガイド組と私の組に分かれて上がりますが、先に
浮上にかかった組が私達の遥か下の方にいます??
ダイバーの排気も下に流れダウンカレントの凄さが
読み取れます。結局、私達も流れにとらわれ、キックしても
深度は徐々に深くなるばかり・・・。打ち合わせ通り皆さんへ
BCDに給気のサインを送り、やつとの事で5mへ・・・。
丁度、映画のジョーズの前奏、ジャンジャンジャン~の音楽がぴったりの久しぶりにアドレナリンの放出を感じたダイビングでした。 今林
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